【社会】参考書・勉強法

国公立医学部受験ではセンター得点率が極めて重要(東大理三・京医・2020年度阪医を除く)で、よほど英数国理の得点率に自信がない限り、社会にもそれなりの時間を投資して高得点を取っておくべきです。

まず、センター社会はどの科目を選ぶかが重要です。
これは再受験生に限らず、現役・浪人の方もそうです。

再受験開始後、知り合いの予備校教師に相談したところ、各科目のメリデメを教えてくれました。

・世界史→暗記量は多いが90点以上で安定する。
・日本史→暗記量は多いが90点以上で安定する。カタカナが覚え辛い人向け。
・倫理政経→暗記量はそこそこ。80点以上で安定する。
・地理→暗記量少ない。70点到達までのコスパは最も良いけど、90点以上は難しい。

僕は倫理政経を選択しました。
高校時代に倫理を選択していたので、そこは思い出すだけでなんとかなるだろうと。政経は初学でしたが、社会人生活の中で政治経済に関心を持つようになっていたので、勉強する価値があるなと。
合格年は87点でした。

世界史・日本史は高校のときの記憶がほぼなくなっていたので避けました。
地理は、知り合いが自身3回目のセンター試験にも関わらず70点で失敗しているので、僕は避けました。彼は有名進学校出身で数理がよくできましたが、そんな彼でも失敗してしまうリスクがあるのです。

■山川の一問一答
退職後、初のセンターに向けて2周してみた。結果66点。
いきなりこれに手を出したのは失敗だったと思う。
黄色本や蔭山倫理で流れをつかんでから取り組むとよいかも。

■面白いほど取れる倫理(黄色本)
多くの受験生が使っていると思われる。「面白いほど取れる倫理政経」は倫理政経が1冊にまとまっているが、一部省略されている分野があるとの情報をネットで見たので、少し面倒だけど倫理と政経を分けて買うことにしました。
読んでて面白いし、ガチガチの棒暗記という感じがしないのが良かったです。ただ、これと過去問だけでは倫理90%以上は難しいと感じました。最近の倫理はかなり難しいです。重箱の隅を突っつくような知識問題が毎年のように出題されます。僕が現役のころは2週間勉強すれば満点取れるおいしい科目だったのに。。

■面白いほど取れる政経(黄色本)
倫理よりも分厚いが、社会人になってからも役立つ知識ばかりなのでそれほど苦痛なく読めた。さらに倫理と違ってちゃんと暗記すれば満点いけます。時事問題が出ることもありますが難しくはない。

■山川の倫理用語集
重箱の隅を突っつくような知識問題に対応しようとして購入するも、途中で投げました。コスパが悪すぎる。

■過去問
黒本。正答誤答によらず、全選択肢をチェックして、知らない知識は赤線ひいていました。もちろん、ひいて満足せず、直前期に読み直してました。