【国語】参考書・勉強法

多くの国公立医学部受験生にとって最大のネックであるセンター国語。
(二次の国語は、大差をつけられるものではないのでみんなそんなに気にしないでしょう)

2019年のセンター国語は大幅易化したので、第一志望に出願できた人が多かったのではないでしょうか。
僕の知り合いにとある私立進学校の現役受験生がいるのですが、その子の周りでは最低でも160はあったそうです。
易化したにも関わらず、僕は161点しか取れなかったので、医学部受験生の中では平均以下なのでしょう。

そんな僕はもともと評論・漢文は得意でしたが、小説・古文がダメダメでした。

小説は黒本を研究しまくったけど、選択肢の判断軸がよく分からず、2択3択に絞り込んだ後は、結局「素直に感じるままに選択肢を選ぶのがいいんじゃないか」という結論に至りました笑。本番でも小説は失敗しています。
予備校で教えてもらったほうがよかったかもしれないですね。。

古文は苦手というか、純粋に嫌いでした。漢文も好きではないですが、覚えることが少ないので我慢できたのでしょう。自分の今後の人生に関係なさそうなことを、長時間勉強させられるのはかなり苦痛でした。
しかし、1度目の二次試験不合格後、医学部合格のためには古文と向き合わないといけないと感じ、苦痛に耐えながらも一から勉強した結果、センター直前には得意分野に。しかし2019年度の古文は近年稀に見る簡単さだったので、やり損だったか。

というわけで参考になるか怪しいですが、やったことを書いておきたいと思います。

■入試現代文へのアクセス(基本編・発展編)
社会人時代にそれなりに文書を読みさばいていたので、現代文(特に評論)についてはあまり時間を割くつもりはなかったのですが、入試現代文ってどんな感じだったっけ?というちょっとした不安もあったので、1周だけしてみました。結論としてはやって良かったかなと。解答の判断軸がしっかりしているので、センターに取り組む前の演習書として良かったです。

■漢文早覚え即答法
現役時代もお世話になった。コンパクトにまとまっているので、最低限必要な句形と漢字の読みを覚えられる。センターに取り組む前の準備に良い。

■河合出版の漢文ドリル
Amazonで古文のドリルと一緒に3点セットで売られてるやつです。早覚え即答法と内容はかぶるが、演習題がそこそこたくさんあるのでやっておいて損はない。

■河合出版の古文ドリル(基本編・発展編)
古文と向き合うため購入。この2冊を真面目に2回やり、文法を固めると不思議とセンター古文も読めるように。やっぱり言語学は構文や文法を正しく把握することから始めないとダメですね。古文単語をかじってフィーリングで解くスタイルから脱せました。しかしこの2冊をやっているときが再受験勉強の中でも一番つらかったです。

■読み解き古文単語
文脈で単語を覚えられるので好みでした。

■センター過去問
ぼくは黒本でやりました。1回目のセンター前は1年分だけ、2回目のセンター前は本試だけ、3回目のセンター前は本試追試全てやりました。センター国語で成功している人の多くは、判断軸をはっきりさせるのがコツ、とおっしゃってますが、僕もそうだと感じています。正答誤答によらず、解説に書かれている判断軸は全て読むべきだと思います(小説の判断軸ははぁ?ってなることもあります)。あとは読むスピード。これはもう量をこなすしかないですね。。

■河合のセンター模試問題集
センター国語と傾向が違うので、一般には推奨されていませんが、過去問をやりつくしてしまった僕はやるしかありませんでした。